毎日のお手入れ方法
日常のお手入れについて
乾いた雑巾やモップで。
日常のお手入れはゴミやホコリを取り除き、乾いた雑巾やモップで拭いてください。
ダストコントロールモップや化学ぞうきんをご使用の場合は、水濡れ箇所、ワックスがけ直前・直後には絶対に使用しないでください。ワックスが白くなったり、フローリングが変色する可能性があります。ドライタイプの商品をお勧めします。ウェットタイプの商品は注意書を充分に読んでご使用ください。スチーム洗浄機を使用されるとフローリングの突き上げ、ふくれ、ひび割れ、カビ、変色、白化などの 不具合が発生する可能性がありますので、使用は控えてください。
ひどい汚れには・・・
カラ拭きでゴミやホコリを取り除いたあと、固く絞った雑巾か、住居用洗剤(中性)をふくませた雑巾で、汚れを拭き取ってください。
ただし、濡れ雑巾を頻繁に使用すると表面にひび割れ等が生じることがありますのでご注意ください。
※住居用洗剤(中性)以外は使用しないでください。
ワックスのご使用について
樹脂ワックス塗布前にご確認ください。
木質フローリングには「ワックス不要タイプ」、樹脂ワックスが適応しにくいタイプもありますので、ご注意ください。
不明な点はフローリングメーカーHPなどで事前にご確認ください。
木質フローリングは、ワックスを塗らなくても耐久性は充分ありますが、ワックスで適切なお手入れをすることにより、美しい表面をより長く保つことができます。
ワックスがけの頻度。
半年に1回程度のワックスがけで床材表面の保護、つやだし効果が保てます。
ただし、廊下の際(きわ)や机の下など普段歩かない所はワックスが摩耗しないので、何回もワックスがけをすると膜厚が増して色が変わって見えることがあります。塗り過ぎに注意しましょう。
樹脂ワックスをお使いください。
下記の表示のあるものが適しています。
品名 | 成分 | 種類 | 用途 |
---|---|---|---|
床用ワックス | 合成樹脂・水 | 水性(樹脂系) | 塗装木質床 |
※ロウタイプ(水性、乳化性、油性)ワックスは使用しないでください。
※樹脂ワックスの剥離剤は床面の塗装を傷めるので使用しないでください。
※樹脂ワックスは塗装されていない床材には使えません。
※樹脂ワックス以外の厚塗り表面コート剤の中には床鳴りなどの不具合を発生する恐れのあるものがありますので、ご注意ください。
※木質フローリングにはワックスと適合しにくい(ワックス不要の)タイプもありますのでご注意ください。
※ワックスがけ直前・直後にはダストコントロールモップや化学雑巾は使用しないでください。
樹脂ワックスの塗り方
樹脂ワックス塗布前にご確認ください。
木質フローリングの表面仕上げにより、樹脂ワックスが適応しにくいタイプの製品もありますので、ご注意ください。
1. 天気の良い日を選び、窓を開けて風通しを良くします。
床面もしくは気温や樹脂ワックスの液温が5℃以下のときや、直射日光が当り床面が高温になっている場合は、樹脂ワックスの塗布を避けましょう。
2. 掃除機などで、フローリング表面、 目地部のゴミ、ホコリを取り除きます。
3. ワックスを塗布するフローリング表面全体を、住居用洗剤を含ませた雑巾を固く絞ってまんべんなく洗剤拭きし、汚れを取り除きます。
ワックスを塗布する場合にフローリング表面に汚れが残っていると、仕上がり不良や水による白化やハガレの原因になる事がありますので、必ず住居用洗剤(中性)(希釈倍率を守ってください)で、フローリング全体を洗剤拭きして汚れを落としてください。
住居用洗剤を使った時は、最後に固く絞った雑巾で水拭きし、洗剤分を完全に拭き取ります。
(住居用洗剤に使用した雑巾とは別の雑巾を使用してください。)
4. フローリング表面、目地部を完全に乾かします。
5. 樹脂ワックスを直接フローリングの表面に撒かないようにしてください。
樹脂ワックスをパットでワックス掛け専用モップに染みこませ、目地に溜まらないよう木目方向に沿って、薄くムラなく塗ります。
汚れ落としに使った雑巾とは別のものを使用してください。
6. 樹脂ワックスが完全に乾くまで(20~30分程度)自然乾燥してください。
乾くまでは上を歩かないでください。
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