防音フローリング

防音性能についてご理解いただきたいこと

音が消えてなくなるわけではありません。

防音直張り(じかばり)木質フローリングは、階下への音(軽量床衝撃音)を低減するものです。
階下への音が消えてなくなるわけではありません。

カタログ等に表示のL値は推定値です。保証値ではありません。

カタログなどに表示のL値(従来の推定L等級)は、JIS(日本工業規格)にもとづく方法で実験室で測定したデータから実際の現場での床衝撃音レベルを推定したものです。
現場の状態として、標準的な施工が行われた梁区画面積10~15平方メートルのRC版(厚み150mm)を想定しています。
したがって、長大スパンの床版、貫通部を持つ床版あるいは柱、梁、壁などを通じて伝播する音の大きい建物など、条件によってバラツキが大きくなることが考えられます。

防音直張り(じかばり)木質フローリングは軽量床衝撃音対策品。

防音直張り(じかばり)木質フローリングは、床仕上げ材によって抑制出来る軽量床衝撃音(LL)の対策に重点をおいています。
重量床衝撃音(LH)はコンクリートスラブの厚さや建物の駆体の剛性など構造そのものに左右され、防音直張り(じかばり)木質フローリングでは和らげることは出来ません。

防音性能を得るための構造上の特性

歩くと沈むような歩行感が・・・

防音直張り木質フローリングは防音性能を高めるために、裏側に特殊クッション材を使用しています。
そのため、防音性能に関係のない一般の床材と比べると歩いた時に柔らかく沈むような感じがします。これは防音性能を得るための構造上ある程度やむを得ない現象です。
逆に転倒時には衝撃を和らげることができます。

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床暖房設置時の歩行感について。

床暖房を設置した部屋を歩いたときに、床暖房部分と周辺部分で歩行感が若干異なると感じることがあります。
これは床暖房システムの構造上起こりうる現象で、やむを得ないことです。
故障や破損などではなく実使用上は特に問題はありません。

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